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深刻な目眩(めまい)の苦しみ

- 目眩(めまい)の基礎知識

突発性難聴

 めまいの苦しみは壮絶です。それは、身体的な苦痛にとどまりません。たとえ一時的とは言え、ふつうに立っていることさえ苦しくなり、正常な生活を送れなくなる人さえいます。再発作への不安から、精神状態が乱れやすくなる人もいます。家族との関係にもヒビが入り、社会生活が危ぶまれるほどメマイによって生活をおびやかされた患者さんはたくさんおられます。
 ところが、めまいの診断や治療は一筋縄ではいきません。その原因は驚くほど幅広く、症状の現れ方にも個人差があるため、原因を突き止めることが難しいのです。しかも、発作は一時的なもので、診察前に消えてしまうことが多く、その場合、医師は実際のめまいの様子を観察できません。こうした理由もあって、医療の現場で軽く見られやすいのも実情です。
 だからといって、メマイを甘く見るのは危険です。メマイ症状は、分かりにくく、通常でも経験された方が多いために、軽視されがちですが、実は重病の警告症状でもあるのです。多くの患者さんは、単なる疲労が原因であるとメマイを判断してしまい、見過ごしがちなのです。
 以下では、メマイ症状を軽く見たために、重病を見逃してしまって、大事に至ってしまったケースを取り上げます。

目眩と難病

目眩は重病のシグナル?ある患者の症例より

 これはある患者さんのケースですが、70代のその男性は、10年前に初めてメマイの発作に見舞われました。見るもの全てが右に飛び回るような激しい回転性のメマイです。慌てて病院へ行き、待合室で名前を呼ばれるのを待ちました。ところが、その間にめまいが治ってしまいます。検査を受けても異常なしでした。軽い貧血だろうと診断され、自宅に帰されました。
その後も発作は繰り返されました。大学病院を受診したものの、検査結果は「正常」と診断されました。症状があまりに激しいにもかかわらず、「異常なし」という医師の診断に納得できるわけがありませんでした。男性は友人に紹介され、専門の医師に再度診察を受けました。
 一通りの検査の後、男性は決して「異常なし」と言えるような状態にはないことが判明しました。後遺症としての眼振(がんしん:眼球の規則性、律動性、不随意性の往復運動)が認められます。しかも、狭心症(きょうしんしょう)もあるような問診結果でした。男性は、長年の飲酒や喫煙の結果、動脈硬化が進行し、血液もドロドロでした。医師が出した結論は、「一過性の脳底動脈循環不全症(のうていどうみゃくふぜんしょう)」でした。動脈硬化によって血の巡りが悪くなっているうえに、首の骨の中を通る血管が細くなり、脳へ送られる血液が通りにくくなっていました。その血流が障害されたときに、激しいメマイに襲われるのです。
 「このまま放置すれば、脳梗塞(のうこうそく)や心筋梗塞にもなりかねない。」
 医師は男性に治療と生活改善の重要性を伝えました。男性はしばらく医師のいいつけを守っていましたが、タバコと脂っこい食事を止められずに、数年が過ぎると自己節制も通院もいい加減になっていきました。そして、最初の発作から8年年後、心筋梗塞に倒れたのです。
 このケースのように、名のある大学病院でさえめまいを正確に診断できない現状が依然としてあります。メマイに驚き、脳ドッグでMRI検査を受けたものの、結果は「正常」でした。安心していたら一か月後に脳梗塞に倒れ、いまは温泉病院でリハビリを受けているというケースは、決して珍しくありません。
 めまいは、生命維持の黄色信号です。いわば警告信号といっても差し支えないでしょう。他の重病と違い、日常生活に決定的な障害を与えるものではないため、メマイ自体は軽く見られがちですが、実は、その裏には、生命をも危機にさらす重病が隠れているかもしれないということを、患者さんたちは認識しておく必要があるでしょう。
 単なる疲れが原因のメマイだけでなく、メマイは実は重病のシグナルでもあるのです。


◇「目眩(めまい)の基礎知識」記事一覧◇

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