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熟練医師の問診5手順とは?

- 目眩(めまい)原因の究明方法

突発性難聴

 真に意味でプロの医師とは、どのような問診をするのでしょうか。
 問診は、患者さんからの一通りのことを聞き取るだけでは不十分です。むしろ、そこからが医師という「科学的職人」の腕の見せ所でしょう。真の問診とは、5つの段階を追って進められると考えられます。

 まず、第一の段階です。ここでは通常通り、回転性か動揺性か、それとも浮動性か、目の前が暗くなる感じか、あるいは失神発作か、などのメマイの種類を尋ね、数秒〜数分の一過性かどうかをお聞きします。

 次の第二の段階では、自発性のメマイか誘発性のメマイかを確かめます。ここまでわかると、その病像がかなり明らかになってきます。しかし、これで満足しては危険です。患者さんは、今回のめまいしか眼中にないからです。たとえば、「一か月前から、寝返りをうった時に10〜20秒くらいの回転性のメマイがします」こう聞いて、「寝返りをうった時」→「誘発性」、「10〜20秒くらい」→「一過性」、そして「回転性メマイ」と分析し、「良性発作性頭位眩暈症」と決めつけては大変な誤診になることがあります。そこで重要になってくるのが次の段階です。

 第三の段階として、「5年前でも10年前でもよいですから、たった一回だけでも、なんのきっかけもなく(自発性)、2〜3日もメマイが続く大発作はありませんでしたか?」と医師が尋ねます。すると、「そういえば、20年前に…」ということがたびたびあります。そうなると、20年前に生じた小脳出血の後遺症としていま、誘発性のめまいが起こっているという可能性が出てきます。真相がだいぶ明らかになってきました。
しかし、これでもまだ安心してはいけません。患者さんは神経質になっているうえ、恐怖心がつのり、しばしば、表現がオーバーになります。そこで、次の段階の「裏付け捜査」です。

 第四の段階として、たとえば、「めまいが3日も続いている」という発現に対して、三日とも食事はしっかりとった」となると、「三日メマイ」を信じてはいけなくなります。トイレへは、「這って行ったか」、それとも「尿瓶でとってもらったか」と尋ね、客観性を加えていきます。妙齢の女性が「尿瓶で」となれば、このメマイは相当なものであることが確かめられます。

 最後の第五段階です。「右回りか」「左回りか」の問いに、スラスラ答えられる患者さんの訴えは怪しいものです。すぐに意味づけせずに、「右回りというか、縦回り、たとえば天井が下へ下へと流れなかったか」と尋ねると、思いもかけない成果が得られることもマレではありません。「縦回り」となれば、頭の後ろの病気です。いよいよ気を引き締め直して、検査にあたらなければなりません。

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◇「原因の究明方法」記事一覧◇

難聴

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 ・良性発作性頭位めまい症
 ・メニエール病
 ・前庭神経炎   ・内耳炎
 ・突発性難聴   ・老人性難聴
 ・ロック難聴(ディスコ難聴)
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 ・めまいがする
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 ・難聴[重度:聞こえない]
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 ・主訴:身体がいつもユラユラ揺れる感じがする
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