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滲出性中耳炎の治療方法G鼓膜チューブ留置術

- 滲出性中耳炎について

 

滲出性中耳炎そのものに対する治療

鼓膜チューブ留置術

 鼓膜チューブ留置術は、鼓室換気チューブ留置術、チュービング(この言葉は正式な英語ではありません)と呼ばれることもあります。「鼓膜(コマク)にパイプを入れる」と表現される場合もあるようですが、なぜチューブをパイプと言い換えねばならないのか、定かではありません。ここでは、鼓膜チューブに表現を統一します。
 基本的な意義は、鼓膜切開(コマク・セッカイ)と同様、鼓室(コシツ)の内圧の正常化と滲出液の排出促進です。鼓膜切開ではすぐに穴が開いてしまうため、その効果はせいぜい5〜6日くらいしかありません。そこで、その効果をより長期間保つために考案された治療法です。つまり、鼓膜(コマク)に留置したチューブが、鼓膜の穴が自然に閉じるのを阻止するため、穴はより長く開いていることになるのです。
 ただし、鼓膜切開がほんの一瞬の処置でできるのに対し、チューブ留置は最低でも数分かかり、多少の痛みを伴なうことがあります。このため、5、6歳以下の子どもでは、残念ながら外来でできることは少なく、入院したうえで、全身麻酔下で行うことが多くなります。

鼓膜チューブ留置術

 

 @ チューブの留置期間

 チューブの留置期間は、長いほど治療効果が上がる、すなわち治癒率が高まります。たとえば、留置期間が三カ月以下の場合には、滲出性中耳炎は30%以上が再発しますが、一年以上留置されていた患者さんでは、再発率はその半分以下となります。しかし、残念ながら留置期間は医師が調節できるものではなく、約80%は自然に抜けてしまいます。自然脱落までの期間は、チューブの種類、個人差、感染の有無の3つの要素で決まります。
 まず、チューブの種類ですが、チューブにはさまざまな形状があり、材質もシリコン、ポリエチレン、なかにはチタンでできているものもあります。チューブの形状は、おおむね長期間に留置できるものと短期間型のものに分かれますが、長期型のものは、大きさやチューブ挿入の難しさもあって、必ずしもすべての子どもに使用できるわけではありません。
 次に個人差については、チューブの留置期間は、この個人差による面が大きく、一カ月以内に抜け落ちる人もいれば、一年以上抜けない人もいます。おおむね年齢が小さい方が早く抜ける傾向にあります。たとえば、4歳児と6歳児を比べると、4歳児のほうが長い留置期間を得にくいのです。
 三つ毛の感染の有無については、チューブの留置中に急性中耳炎を起こすと、チューブが抜け落ちてしまうことがあります。自然脱落までの期間は、平均すると約六カ月で、その場合の再発率は約25%です。もちろん、自然脱落する前に、チューブを抜かざるを得ない場合もあります。チューブを留置した人の約20%はチューブの中が詰まってしまったり、急性中耳炎を起こしたりするため、十分な留置期間が得られる前に抜去しなければならなくなるのです。


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◇「滲出性中耳炎について」記事一覧◇



☆中耳炎の基礎知識☆
◆音が聞こえる仕組み◆ 
 ・中耳炎の種類
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◆中耳炎と誤りやすい病気◆
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 @アデノイド・扁桃炎
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◆中耳炎に係る耳の構造
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