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突発性難聴C治療・療法

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治療

安静を保ち、循環改善の薬やステロイド薬などを用いる

  突発性難聴の治療は、有力な原因とされているウイルス感染や血液の循環障害などを想定しながら進めていきます。

  • 安静を保つ

  血液の循環を改善させるためには、安静を保つことが非常に重要になります。また、確実に安静を保つためには、通院しながら、自宅で安静にするよりも、入院して安静を保つことが勧められます。

  • 薬物療法

  薬物療法に使われる薬物には、次のようなものがあります。

循環改善薬、抗凝固薬・・・循環改善薬は、血液の循環をよくする薬で、抗凝固薬は、血液が固まるのを防ぐ薬です。これらの薬を使うことによって、内耳の血液循環の改善が図られます。

血管拡張薬・・・血管を拡張して、血液の流れをよくする薬で、内耳の血液循環の改善に効果があります。

代謝賦活薬、ビタミン剤・・・代謝賦活剤は、蝸牛の感覚細胞や聴神経の働きを活発にしたり、回復させる働きがあります。ビタミンB1やB12にも、同様の働きがあります。

ステロイド薬・・・ウイルスによる内耳の炎症を抑える作用や、炎症に伴って起こる内耳の血管のむくみを取り、血行を良くする作用などがあります。ステロイド薬は、内服か点滴注射で1〜2週間ほど使用します。試用期間が短期間であり、薬をやめる場合も、徐々に薬の量を減らしていくので、副作用の心配はほとんどありません。

利尿薬・・・蝸牛内のリンパ液が過剰になっているために、血液の循環が悪化している可能性があります。利尿薬によって、蝸牛内のリンパ液の排出を促します。

アミドトリゾアート・・・造影剤として使われていますが、内耳の血管条の血液循環の改善が期待できます。

低分子デキストラン・・・血液が固まって血栓ができるのを防ぐ作用があり、血液の循環を改善する効果があります。
薬物療法では、これらの薬を組み合わせて使っていきますが、効果がない場合には、組み合わせをいろいろ変え、最も効果のある薬物療法を選択していきます。

  • その他の治療法

  突発性難聴の治療法には、薬物療法のほかにも、「高圧酸素療法」や「混合気体吸入」などがあります。高圧酸素療法は、通常の気圧よりも高い気圧の環境で、酸素を送り、高濃度の酸素を補給して、内耳の機能を改善するという治療法です。ただし、特殊な設備が必要なので、実施している施設が限られています。混合気体吸入は、炭酸ガス5%、酸素95%の割合で調節したガスを吸入するもので、脳の血液循環をよくして、内耳に十分な量の酸素を補給する治療法です。


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