突発性難聴@基本的な症状
- 耳の病気
いきなり片方の耳の聞こえが悪くなる突発性難聴では、早期診断、早期治療が、聴力回復のカギを握っています。以上に気づいたら、できるだけ早く専門の医療機関を受診してください。
どんな病気か
ある日突然に起こる原因不明の強い難聴
何の前触れもなく、ある日突然発生する原因不明の強い難聴を「突発性難聴」といいます。突発性難聴では、起こり方が強烈なことが多いため、発生した日時を、はっきりと記憶している人が少なくありません。
あとで詳しく説明しますが、突然起こった難聴でも、原因がわかっている場合は、突発性難聴とは言いません。今のところ、突発性難聴は、内耳に障害が起こって発生するということはわかっているのですが、その原因や仕組みなどについては、まだよくわかっていないのが実情です。
難聴の程度は、「電話の声が聞き取りにくい」というものから「大きな声が聞こえない」というものまでさまざまですが、高度の難聴が起こるケースが大半を占めます。ただし、突発性難聴の場合は、メニエール病のように、難聴が何度も繰り返し起こるということはありません。
突発性難聴は、子どもから高齢者にまで起こりますが、特に40歳代から50歳代の働き盛りに起こりやすい病気です。しかし、最近は、70歳代の突発性難聴も増えているので、高齢者といえども油断は禁物です。

突発性難聴の症状
難聴は普通、片側だけに起こり、耳鳴りやめまいを伴うことも多い
突発性難聴のほとんどは、片側の耳だけに発生します。そのため、すぐに難聴に気がつく人がいる反面、高度の難聴が起こっているのにもかかわらず、なかなか気がつかない人もいます。そうした人のなかには、電話で話をしていて、受話器を当てたほうの耳が聞こえないということから、難聴に気がつくことがよくあります。
耳鳴りやめまいなどを、伴うこともよくあります。特に、耳鳴りは、突発性難聴の多くの患者さんが訴える症状で、甲高い音が、耳の奥で響いている感じがします。また、耳が詰まったように感じることもよくあります。
めまいは、突発性難聴の患者さんの三分の一程度に見られます。自分、もしくは周りが回転する「回転性のめまい」のほか、雲の上を歩いているように感じる「浮動性のめまい」のこともあります。しかし、ほとんどのめまいは、発症してから、1週間以内によくなります。
また、めまいに伴って、吐き気を催したり、嘔吐(オウト)する場合もあります。
◇突発性難聴の記事一覧◇
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